







18テーマ、合計 57時間分のチュートリアルが、
2日間にわたって開催されました。
JPNICにて公開されている各講演の
レクチャーノートもご利用ください。
| テーマ | 講 師 | 時間 | |
|---|---|---|---|
| 1 | インターネッアーキテクチャ概論 | 村井 純 | 3時間 |
| 2 | IPv6 と 6Bone | 山本 和彦 | 3時間 |
| 3 | 高速ネットワーク技術とネットワーク構築 | 山口 英 | 3時間 |
| 4 | OSPFとRIP | 加藤 朗 | 3時間 |
| 5 | BGP | 浅羽 登志也 | 3時間 |
| 6 | インターネットセキュリティ(1) | 岡田 高 | 6時間 |
| 7 | インターネットセキュリティ(2) | 歌代 和正 | 6時間 |
| 8 | RSVPと帯域制御 | 長 健二郎 | 3時間 |
| 9 | ATMとインターネット | 江崎 浩 | 3時間 |
| 10 | WWWサーバ管理 | 篠田 陽一 | 3時間 |
| 11 | Streamとマルチキャスト | 櫻井 智明 | 3時間 |
| 12 | DNSとMail | 中村 素典 | 6時間 |
| 13 | IPアドレスとドメイン超初級 | 後藤 邦夫 | 2時間 |
| 14 | IPアドレスとドメイン初級 | 相原 玲二 | 2時間 |
| 15 | IPアドレスとドメイン中級 | 小島 育夫 | 2時間 |
| 16 | gTLD現状と今後 | 坪 俊宏 | 2時間 |
| 17 | ドメイン名と知的財産権 | 松倉 秀実 | 2時間 |
| 18 | WEBコンテンツと知的財産 | 岡村 久道・藤本 英介 | 2時間 |


各講義の概要と対象者を説明します。
さらに詳しいマテリアルや講義の内容を聞くには
講義名をクリックしてください。
1.
対象者 - インターネットの熱烈な利用者、一部分に限定した開発者で全体の技術構造に対する知識欲がある方。
2. 対象者 - IPv6 の知識は全く不要である。しかしながら、Ethernet、IPv4、TCP/UDP などの知識は必要である。たとえば、「IPv4 のアドレス長は 4 バイトでありネットワーク部とホスト部からなる構造を持つこと」、「ARP は通信メディアのブロードキャスト機能を用いて実現されていること」、「IPv4 ではアドレスを自動的に割り当てるために DHCP を用いる必要があること」などを知っていることが望ましい。
3.
対象者 - ネットワークデザイナ、管理者、オペレーター。また、ネットワーク環境の構築運用において技術的な決定権を持つ人たち。ただし、このチュートリアルは具体的な高速ネットワーク技術の利用に関して深く掘り下げたものではなく、例えばATMネットワークの利用方法やルータのセットアップについての詳細な解説は行わないので注意してください。
4. 対象者 - キャンパスネットワーク等の経路制御に関係している方。ただし、時間の関係でプロトコルの精密な解説はできないので、ルータを作っている方、プロトコルの実装をしている人は対象ではない。RIP で差し支えないが、ルータの経路制御関係の設定をしたり、悩んだ経験があるとよい。
5. 対象者 - 基本的にはISPで経路制御を担当するオペレータを対象とする。TCP/IPの概要、アドレッシングの基本、経路制御方式等に関して理解していることを前提とする。
6. インターネットセキュリティ(1)(マテリアルのみ)- 岡田 高
対象者 - インターネットセキュリティについて広く知りたい管理者の方インターネットの仕組みと技術について基本的な知識があること。
7. 対象者 - セキュリティを実現する方策について興味のある管理者の方インターネットの仕組みと技術について基本的な知識があること。
8.
対象者 - RSVPの具体的な動作原理、実装に興味を持つ方を対象とする。RSVPの概要に関する知識およびC言語、UNIXに関する知識があることが望ましい。
9. 対象者 - インターネットの基本的なアーキテクチャを理解した人。高速インターネット実現に興味のある人。ATM技術とインターネットの関係を把握したい人。
10.
11. 対象者 - インターネットの基本的な技術がわかる方、映像、音声の配信に関心のある方など。
12. 対象者 - これから組織の DNS や Mail の管理をしなければならない人。まだ R5 時代 の sendmail を使っていて、新しい R8 sendmail に入れ替えようと思っている人。UNIX システムの管理経験、およびソフトウェアのインストール経験があることが望ましい。
13.
14.
15.
16.
17.
18.
インターネッアーキテクチャ概論 - 村井 純
内容 - インターネットはなぜ動いているのか。障害はなぜおこるのか。安全とプライバシはどのような仕組みで作られるのか。既存のシステムと何が違うのか。コ ストの負担は誰がどう管理するのか。グローバルなインターネットの環境が急 激に発展しつつも運用されている事実を裏付けるインターネットの技術的な構造の全体像の理解を目的としています。(社会構造の課題は原則として対象外です)
IPv6 と 6Bone(音声とマテリアルのみ) - 山本 和彦
内容 - IPv6 (Internet Protocol version 6)は、現在の IPv4 の特長を受け継ぎながら 問題点を克服するよう設計されており、次世代の IP として期待されている。 IPv4 と比較するとIPv6 は、アドレスの拡張、ヘッダの簡略化、オプションの汎用化、フローラベルの導入、およびセキュリティ強化の点で優れている。このチュートリアルではIPv6の入門として、IPv6 誕生の経緯、設計思想、アドレス・アーキテクチャ、近隣探索機能、セキュリティ機能について解説する。また現在IPv4インターネット上に6boneというIPv6の仮想実験ネットワークが構築されているがこの6boneの動向についても説明する。
高速ネットワーク技術とネットワーク構築 - 山口 英
内容 - 近年 ATM LAN、Gigabit Ethernet、100Mbps Ethernet などさまざまな高速LAN技術の標準化が進み、安価なコストで環境構築が可能となった。また広域ネットワークにおいてもATMサービスが投入されるようになり広帯域インターネット接続が可能となっている。このチュートリアルでは、これら新たな技術を概観しネットワークデザインや運用に対するインパクトについてオペレータからの視点で解説する。
OSPFとRIP - 加藤 朗
内容 - CIDR の普及に伴い、Classful な経路制御プロトコルを置き換える必要がある。 Private Address を利用したネットワークでも、ある程度規模が大きくなると RIP では対応できなくなってきている。本講演では、Classless な経路制御の概念を解説し、Classless な経路制御プロトコルとして普及している OSPF の仕組みを概説する。さらに、典型的な環境でのルータの設定やトラブルシュートに関して若干紹介する。また、RIP のClassless 版である version 2 についても少し触れる。
BGP - 浅羽 登志也
内容 - 現在のインターネットは、ISPの集合とみなすことができる。各ISPは直接のリンクや IX(Internet Exchenge)を経由して他の複数のISPと相互接続を持つことが多く、これにより全体として複雑なネットワークトポロジーとなっている。このような状況でISP 間の経路制御を円滑に行うためには、経路情報の交換の際のポリシーコントロールが重要となる。現在このようなポリシーコントロールを実現する経路制御プロトコルとしてBGP4が標準プロトコルとして用いられている。本講では、BGP4のプロトコル概要について解説し、また、ISP間のポリシー制御の実際についていくつかの例を挙げながら説明する。
内容 - インターネット利用にあたってのセキュリティの重要性は言うまでもない。 最近では国内でもクラッキングの被害が多数報告されているし、Web ブラウザのセキュリティホール、SPAM/E-Mail 爆弾など、課題は増える一方である。このチュートリアルでは、そうした問題を広く取り上げて、今知っておくべきセキュリティ対策についての基本的知識を解説する。
インターネットセキュリティ(2) - 歌代 和正
内容 - インターネットを安全に利用するためには、まずどのような危険性があるかを理解した上で、その危険に対して適切な対策を講じることが重要であり、そのためには技術やツールについて十分に理解し、適切な運用を行なうことが必要とされる。ここでは、安全性を確保するための技術であるファイアウォール、暗号化メール、暗号化ネットワーク、監査ツールなどについて、その目的や効果、運用技術などを解説する。
8. RSVPと帯域制御 - 長 健二郎
内容 - インターネットにおける資源予約プロトコルRSVPは、IETFにおける標準化作業も一段落して、今後普及期に入ると思われる。本チュートリアルでは、シグナリングプロトコルであるRSVPの動作を最新の実装コードをもとに解説を行ないその仕組みを理解することを目的とする。また、実際に帯域制御を行なうトラフィックコントロール・カーネル部分はRSVPの仕様外であるが、CBQ(Class-Based Queueing)の実装を例にとってRSVPと連動する仕組みを解説する。
ATMとインターネット - 江崎 浩
内容 - 次世代の高速データリンクインターフェースとして、戦略的に導入が進められることになるATM(Asynchronous Transfer Mode)技術の概要を説明しさらにATMを利用したインターネットサービスの実現アーキテクチャの技術概要を説明する。具体的には、(1)インターネットのプラットフォームとしてATMを使用する場合の問題点、(2)IETFおよびATMフォーラムで標準化されているATM上でのIPサービスの実現アーキテクチャの概要と技術標準の状況を説明し、最後にそれぞれのアーキテクチャ技術の適用領域と今後の方向性を述べる。
WWWサーバー管理 - 篠田 陽一
Webサイトプランニング、Webサイトの運用、Webサイト実例、未来系のWebサイト、Caching Proxy に関する話題
Streamとマルチキャスト - 櫻井 智明
内容 - インターネット上で、UNIXをプラットフォームとする音声、映像を配信できる ツールは今までもいくつかあったが、1995年にWindowsやMacをプラットフォー ムとするStreamWorks 及びRealAudioがリリースされると、配信するコンテンツ それを受信する受信者は数年の間であるが、増加の一途をたどっている。 昨年行われたInternet 1996 World Expositionではこれらのツールを使って数 多くのライブコンサート、学術発表の中継を行ってきた。その経験からみた、 Streaming Mediaツールの紹介と特性、配信のための問題点と課題についてチ ュートリアルを行う。また、従来のMboneとは違った、コンテンツの配信を効 率的に行うためのマルチキャストの利用が注目されている。このマルチキャス トを使いStreaming Contents配信を行っている事業者の実例について解説を行う。
DNSとMail - 中村 素典
内容 - インターネットに接続する組織は年々増加の一途をたどっているが、組織を接続するためにまず最初に準備しないといけない基本サービスが DNS と Mailである。インターネットにおいて Mail System は DNS に大きく依存しており、DNS の設定が不完全であると、メールの配送に支障をきたすこともある。また第三者のMTAを経由した spam や mail bomb といったMail システムの不正利用も最近の大きな問題として浮上してきている。本チュートリアルでは、以下に挙げる、ドメイン管理者として必要となる DNSと sendmailを中心とした Mail System の設定や運用に関する知識を中心に解説する。
IPアドレスとドメイン超初級 - 後藤 邦夫
内容 - そもそもIPアドレス、ドメイン名、DNS とは何かについて解り易く解説します。 これからインターネットの技術を学ぼうとする方むけの入門コースです。
IPアドレスとドメイン初級 - 相原 玲二
内容 - IPアドレス、ドメイン名、DNS がどういう仕組みになっているかについて解り易く解説します。インターネットの仕組みを知って、これから管理者をめざす方むけのコースです。
IPアドレスとドメイン中級 - 小島 育夫
内容 - IPアドレス、ドメイン名、DNS の技術とそのインターネットにおける役割について解り易く解説します。インターネット接続の担当をまかされているけど、自分がしていることの意味がよく解らないという管理者の方のためのコースです。
gTLD現状と今後 - 坪 俊宏
内容 - 住んでいる国・地域を問わず誰もが登録申請できるトップレベルドメインが gTLD(generic Top Level Domain:一般トップレベルドメイン)である。現在 は、.com、.org、.net の3つのみであるが、来年始めには7つの新gTLD(.firm、 .store、.web、.arts 、.rec、.info、.nom)の運用が計画されている。今回の 試みは、単にgTLDを増やすということだけではなく、グローバルなDNSを管理・ 改善していくための国際的な枠組み作りが合わせて進められているという点に おいて非常に重要である。gTLDをめぐるこれまでの動きと現状、今後の計画について解説する。
ドメイン名と知的財産権 - 松倉 秀実
WEBコンテンツと知的財産 - 岡村 久道・藤本 英介
内容 - デジタル社会での著作権の取り扱いをどのようにするか、大きな転換点を迎えているといえます。現在議論のあるフェアーユースの議論を基礎に据えて、今後の著作権の方向を展望しつつ、現時点での実務処理の方法を検討します。
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